さようなら、の秋

こんにちは。にほんごHACHIです。

今年の10月は、なぜか、これまでで最も長~く感じる1ヶ月です。

 今日の深谷の、最低気温7℃ 最低気温19℃。

さて、突然に思えるかもしれませんが、私の中では早いか遅いかの違いで、いずれこの日が来ると想定していた日。

妊娠中の方が、今月いっぱいで産休に。

わかっていたものの、ちょっと寂しい気持ちにもなり、

今日は黒づくめの服で行こうか、くらいの気持ちでしたが、

前向きに、黒は帽子だけにして、他は私の好きな色に。

さて、今日のレッスンを始める前、お腹の赤ちゃんの様子を伺ったり、少し雑談していましたところ、

急に、バッグの中から何かを取り出して、「先生に」、と小さなプレゼントを頂きました!

本当にびっくりしました。

IMG-1438.jpg

IMG-1437.jpg

プレゼントの中身は、可愛い猫のイラストの入ったマグカップ、(私はちょうど、新しいマグカップが欲しいと思っていました)。

秋らしい深い色の赤いヘアクリップ。(私がいつも髪をまとめているので、よく見ているなあとこれも感心しながら)

それと、授業で私が一番使う、赤いボールペン!^^

マグカップは、それを見て、「自分のことを忘れないで欲しい」と思ったからなのだそう。

彼女は、ほんの2ヶ月でしたが、生徒さんになってくれた人。

そして、彼女にとっては、私が初めての日本語の先生だそうです。

今はひらがな、カタカナ、と少し漢字の読み書きができ、簡単な会話ができるようになっています。

大卒ということだけでなく、聡明で心の優しい方なので、さまざまなことへの理解が早く素晴らしい生徒さんの一人でした。

赤ちゃんの発育がちょっと遅いようで、性別が今週の診断ではわからなかったのだそう。

これから、体を大切に過ごして欲しいと思っています。

授業の最後にも、英語で、お礼の言葉をくださり、(彼女にとって日本語はまだ流暢ではないので)

本当にこちらこそ、と、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

ちなみに、外国人の全てではないかもしれませんが、概して、

日本人と比べて、「直接的な言い方」が、普通です。

日本人は、逆で、婉曲的だったり、比喩、または、言葉ではない方法など、

直接的な表現はしないことが、多いです。

ですので、外国人の方にとっては、誤解も生じるかもしれないです。

外国人の方の、素直な、心の中のそのままの言葉というのは、

それはそれで、受け取った時にグッときて、嬉しいものだな、と、

今日も、思ったりしました。

それは、とってもとっても嬉しく、そして、ありがたい瞬間です。

これまでやっていてよかったなあと思えるくらい。

ちなみに、プレゼントされるなんて思いもよらなかったので、

咄嗟に、私のバックの中にある、私のお気に入りのあるものを、彼女にさしあげました。

もう一人の生徒さんにも試しに使ってみてもらったところ、ものすご~く、楽しい反応になり^^、

自分の選択したものを喜んでくれて、とっても、嬉しかったです。

今日は、実は、冒頭で書いたように、ちょっと寂しい気持ちで朝を迎えていたのに、

(このこと以外にも、)楽しいレッスンの時間になってしまって、

全然、さようなら、ぽくない、さようならの日、でした。

最後に、最近、このことではないのですが、ふと「さようなら」の経験について、考えることがあります。

今の私が考えるのは、1つの「さようなら」とは、実は、新たなスタートでもある、ってこと。

全てのさようならが、そんなふうに考えられる(ような)気もします。

だって、究極的には、もし、人生の最後になったら、さようならをしなければならない。

だから、いつか、来るのが、さようなら。なのだと。

それがわかるようになった時に、今「あること(=存在すること)」が、とても「ありがたいこと」と、考えられるようになるのではないかな、と。

(日本語の漢字では、「ある(存在する)ことが難しいこと」=「有難う」、「有難い」、などと書きます。)

そして、本当に大切なことに気付いたり、確信が持てるようになったり、ネガティブで辛い出来事に思える時があっても、実は、大切な(あるいは必要な)、ステップなのではないかな、と。

もしこれを読んでわからなくても、単に今日の教室での出来事の記録なので、気にしないでくださいね。

私たちの教室に来てくださっている生徒さんは、偶然ですが、最初の方から全員、外国人同士のカップルの人ばかり。ですので、日本に住んで、本当に頑張っている外国人の方、この教室にご縁がある人には、何かしら少しでもサポートができればと改めて思います。

いつもお読みいただき、ありがとうございます。